投資信託・ファンドラップ・債券・株"損をする本当の理由と賢い選び方 ~証券会社出身者が教える資産運用の真実

投資信託・ファンドラップ・債券・株"損をする本当の理由と賢い選び方 ~証券会社出身者が教える資産運用の真実」(友田行洋著;産経新聞出版)を図書館で借りました。

 

一体、どの投資信託を選べばいいの!?

 

という今の状況を打破してくれる本と期待したのですが、第2章まで読んでその先を読むのをやめました。

第1章の「絶対避けたい失敗事例と対策」は役立ちました。

毎月分配型投資信託、ファンドラップ、新興国債券、テーマ型投資信託、リートはダメという話。と言っても、新興国債券とリート以外の話は既に知っていましたが。

新興国債券も「危ない」というイメージはあったのですが、この本で何故ダメなのかわかりました。リートはちょっと考えていたので、この本でリスクが大きい(変動が大きい)ことがわかりました。ま、少額なら投資していいのかな。

 

第2章は証券会社や銀行で相談するとひどい目に遭うよって話。何故ひどい目に遭いやすいのか、業界の構造的な面から解説しています。ただ、うちは、ネット証券の口座を作ったので、対面で証券会社や銀行に相談することはないと思います。やっぱりネット証券にして良かったと思いました。

 

ここまでは良かったのですが、第3章からは、もはや独立金融アドバイザーの宣伝に過ぎず読む価値なし。読まなかったので、本当に読む価値がないかもわからないですが、第3章を少し読んで、目次を確認した感じでは、おそらく読む価値ないです。

 

本のタイトルに「賢い選び方」とあるので、どういう金融商品を選べばいいのかが書かれていると思ったのですが、まさかの「賢い選び方とは独立金融アドバイザーに相談すること」だったようです。

もちろん、独立金融アドバイザーに相談するのはいいことだと思いますけど、我々は自力で頑張る!